カテゴリ「日記」に属する投稿[168件](7ページ目)
小川洋子『完璧な病室』を #読了 。
表題作のほか、海燕新人賞を受賞したデビュー作「揚羽蝶が壊れるとき」、「冷めない紅茶」「ダイヴィング・プール」を収録。おお80年代だ、と思った。表題作と「ダイヴィング・プール」にはいずれも「孤児院で育った孤児ではない子供」が出てくるのだが、閉鎖的なコミュニティのなかで特権的な異分子でありながら、それゆえに決定的に孤独な存在というのが、個人的に抱いている80年代的な実存のイメージにしっくりきた。
表題作のほか、海燕新人賞を受賞したデビュー作「揚羽蝶が壊れるとき」、「冷めない紅茶」「ダイヴィング・プール」を収録。おお80年代だ、と思った。表題作と「ダイヴィング・プール」にはいずれも「孤児院で育った孤児ではない子供」が出てくるのだが、閉鎖的なコミュニティのなかで特権的な異分子でありながら、それゆえに決定的に孤独な存在というのが、個人的に抱いている80年代的な実存のイメージにしっくりきた。
近所の公園へ散歩。先日お邪魔した児童館の職員さんがちょうど外に出てきたところで挨拶してくれる。
子供は散歩の犬を発見して「ワンワン、ワンワン」と指さしていたが、ヨチヨチ近寄って行ったところ吠えられて腰を抜かしていた(犬は尻尾を振っていた)。
茶色のトイプードル、飼い主さんによると11歳とのことだったが毛並みも良く、暖かそうな服を着て大切にされているのが伝わってきた。
午後は自分の病院へ。薬局にいるあいだに14:46を迎えた。待合室のテレビでは当時の緊迫したニュースなどがそのままに流されていて、15年経ってもどこかにまだ傷があることを教えていた。私の、また、この世界の誰かの。
子供は散歩の犬を発見して「ワンワン、ワンワン」と指さしていたが、ヨチヨチ近寄って行ったところ吠えられて腰を抜かしていた(犬は尻尾を振っていた)。
茶色のトイプードル、飼い主さんによると11歳とのことだったが毛並みも良く、暖かそうな服を着て大切にされているのが伝わってきた。
午後は自分の病院へ。薬局にいるあいだに14:46を迎えた。待合室のテレビでは当時の緊迫したニュースなどがそのままに流されていて、15年経ってもどこかにまだ傷があることを教えていた。私の、また、この世界の誰かの。
苺を食べ、ミルクを飲んだ子供の、乳歯と吸啜窩が同居している小さな口から甘い香りがする。
私はこのような瞬間のために生まれてきたのだ――とこそ思わないものの、完璧にはほど遠い親であっても、今日子供は苺を食べミルクを飲み、その香りがあどけない口元に残っているのだという事実に許されているような気がする。
私はこのような瞬間のために生まれてきたのだ――とこそ思わないものの、完璧にはほど遠い親であっても、今日子供は苺を食べミルクを飲み、その香りがあどけない口元に残っているのだという事実に許されているような気がする。
図書館で本を返却し、予約図書や書架から出してもらった本を含む19冊(絵本17冊、コミックエッセイ1冊、小川洋子1冊)を借りた。
市役所へ問合せに赴く。結果、いわゆる「お役所仕事」に振り回されただけだとわかり苦笑。野菜などを買って帰宅し、車で梅の咲いている公園2箇所を巡る。子供も遊具のある公園で大喜びで駆け回り、池の鴨を真剣に観察していた。
夕食は大きな鱈の切り身を骨取りしてフィッシュ&チップスに。
市役所へ問合せに赴く。結果、いわゆる「お役所仕事」に振り回されただけだとわかり苦笑。野菜などを買って帰宅し、車で梅の咲いている公園2箇所を巡る。子供も遊具のある公園で大喜びで駆け回り、池の鴨を真剣に観察していた。
夕食は大きな鱈の切り身を骨取りしてフィッシュ&チップスに。
子供がボックスティッシュを一枚ずつシュッ、シュッと抜き取って遊んでいるのを見て、「あ、君もやっぱりやるんだね」と謎の感動があった。
昨年亡くなった伯父の形見分けで都内の親戚宅へ。書棚を見せてもらい、本を3冊とCDを1枚貰って帰ってきた。
持ち主のいなくなった書架の静けさは、しかし悲壮な印象は与えない。本棚はその人の日々を織り込んで堆積した人生の地層のようだった。
持ち主のいなくなった書架の静けさは、しかし悲壮な印象は与えない。本棚はその人の日々を織り込んで堆積した人生の地層のようだった。
降雪。期日前投票に行っておいて良かったと思う。窓から外を見た子供が目をみはっていた。
夜、衆院選2026の開票速報。自民圧勝。
書いている小説は第二稿をようやく脱稿。書き殴りの初稿約96,000字から約76,000字への削減となった。短期間で頭から書き直したので過集中気味になって疲れてしまい、今はもう一文字も出てこない。しばらくは読書に勤しむ予定。
夜、衆院選2026の開票速報。自民圧勝。
書いている小説は第二稿をようやく脱稿。書き殴りの初稿約96,000字から約76,000字への削減となった。短期間で頭から書き直したので過集中気味になって疲れてしまい、今はもう一文字も出てこない。しばらくは読書に勤しむ予定。
家で焼肉。小さく作ったおにぎり、焼いた牛肉に豚肉、好物のピーマンやたまねぎ、ナスなどの野菜を子供の小さな手が掴んで一生懸命口に押し込む。おいしくて嬉しいとにこにこ笑って拍手をする。満足すると両手を打ち合わせて「ま!(ごちそうさま)」と言う。やがて記憶の中だけのものとなってゆく日常のささやかなひとコマ。
昨夜、鶏手羽元と大根を煮込んだもののスープが煮凝りになっているのを子供が喜んで食べる。出汁の出ているものやスープ、ジュレが大好物。バナナみかん苺などのフルーツはもちろん、野菜はほうれん草、春菊、ピーマンなど緑のものが好きで、ちょっと変わった味覚だなと思う。
久しぶりに図書館に行き、自分のための本と子供のための絵本をたくさん借りた。絵本「わたしのねこちゃん」(福音館書店)の表紙の茶トラ猫に惹かれて手に取り、思いがけなく心を揺さぶられる。女の子と、茶トラの飼い猫が雪の一日を一緒に過ごすだけのストーリーなのだが、愛する生き物がいる/いた人には静かに響く作品だと思う。
久しぶりに図書館に行き、自分のための本と子供のための絵本をたくさん借りた。絵本「わたしのねこちゃん」(福音館書店)の表紙の茶トラ猫に惹かれて手に取り、思いがけなく心を揺さぶられる。女の子と、茶トラの飼い猫が雪の一日を一緒に過ごすだけのストーリーなのだが、愛する生き物がいる/いた人には静かに響く作品だと思う。
散歩中、砂場を誰かが掘り返したあとを発見した子供、そこがただの地面ではないことに気づく。穴に足を入れ、砂を掻きまくり、どんどん埋まっていきながら声を上げて笑っていた。おもしろい、世界はこんなにもおもしろいのだ。砂場用のスコップと小さいジョロを買おうと思った。
働いていた頃、帰りの電車に乗るとほっとした。出張帰りの新幹線など最高だった。何も考えなくていい、何もしなくても、「家に向かう」という任務が進んでいく。そして私は水をひとくちふたくち飲んだり、本を読んだりしているだけでいい。逆に、着くまではそれしかできないのだ。不自由で、だからこそ圧倒的に自由だった時間。育児中の今も、もしかしたらその「移動時間」なのかもしれないと思う。