No.214, No.213, No.212, No.211, No.210, No.209, No.2087件]

帰国する妹一家を見送りに成田空港へ。子供も興味津々で広々とした天井や大型のデジタルサイネージを眺めたり、新しい靴で歩き回ったりしていた。別れを惜しんだあと、イミグレーションに向かうエスカレーターの見える位置で待っていたが、反対側の通路から向かったようで姿を見ることはできなかった。子供は時折、知らない人に手を振っていた。外国人男性が目元を笑ませながらエスカレーターを降りていった。

日記

住宅地内の小さな公園へ散歩に連れ出したら、カシャカシャ音がする枯れ葉を両足で交互に踏みながら両腕を上げて大喜びだった。

日記

年が明けてあっという間に1月5日、市役所が開いたので手続きに訪れる。1月6日。世間は昨日が仕事始めで、図書館は今日から開く。

ここへ来るのも、鍵付き投稿の中で小説の続きを書くためだけになってしまっていた。十二月中旬。あっという間に年末で、そして新しい年。
昨日はショッピングモールで書籍や文具のアウトレットセールをやっていたので、野鳥図鑑を買った。鳥の中で一番好きなウミスズメ科の鳥たちも載っている。母の好きなシマエナガはエナガの亜種であること、亜種とは種としては同一だが形態が異なる地域個体群であること、本州のエナガは頭部が白くないが、なぜか千葉にだけシマエナガによく似た個体が生息していることなどを知った。通称「チバエナガ」というらしい。

図鑑はいいなと思った。検索型のインプットは服薬のようなもので、辞書や図鑑をめくるのは食事という気がする。

最近、単語や言い回しの辞書的な意味合いから離れた用法で、心象や魂のありようを表現することをやってみている。
解毒。体内に蓄積された有害物質を分解・排出すること。「心的〜」
構造色。色素や顔料による発色ではなく、光の波長あるいはそれ以下の微細構造による、分光に由来する発色現象。「魂の〜」

ただ、使い方には注意が必要だ。たとえば、思考停止で何かすることを「脳死」と表現するネットスラングの類は好きではない。

日記

伯父が体調を崩したと連絡が入ってからひと月足らずで逝ってしまった。泊まりがけの葬儀参列から帰ってきて一日。言葉にならない想いと考えの断片の滝をただ眺める。小さく鋭くあたたかな飛沫。

日記