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追悼・鈴木光司氏。『仄暗い水の底から』を #読了
東京湾をめぐる、水辺のじっとりと怖い短篇集。表題を冠して映画化もされた「浮遊する水」は、本当に怪異が起こっているのか語り手の心の闇が投影されているだけなのかわからなくなっていく。全篇を通じて、はっきりと怪異や人外の存在、呪いのようなものは描かれておらず、人が自分自身にかける呪いばかりが暗く底の見えない水のように広がっている。怖い。

日記

暑熱順化などと悠長なことを言っていられず早くもエアコンに頼っていたここ数日。今日は急にひんやりとして窓の外は雨と風。ここ10年ほどの気候、特に夏のそれは何なのか。親しくしていた友人が双極性障害を発症しマルチ商法にハマりスピリチュアルなことを言い始めているかのようで気が滅入る。こちらは正気だった頃の君の思い出を胸に、ただ耐えるしかないというのに。

午後は図書館へ。雨の平日で人は少なかった。予約していた本をピックアップし、子供のための絵本を選んでロビーに出ると、給水機でガラガラ、カーッ、ペッとうがいをしまくっているお爺さんがおり、公共の給水機は今後利用しないことを密かに心に誓った。

夜、「ねこじた」名義でnoteに登録してみる。登録しておいて何だが、何をやるつもりなのかわからない。
メインブログのカテゴリ(『今日の一皿』『読む』『書く』)でカバーできないブログ運営関連の話題とかをこちらで書こうかなと(現段階では)考えている。
note内でエッセイや小説作品などの公募もやっていてユーザーも多くとても盛り上がっているようだった。人里離れた秘境WordPress渓谷から来た私にはあまりにも眩しい人里の大都会。Twitterをやめて久しいので、まだインターネットに人いたんだという感じである。

日記

急に暑くなったせいか、昨日はただでさえ低い血圧が下がり、安静にしていても脈拍90〜100とさんざんだったが何とか持ち直した。
朝起きて目を開けると、ほとんど同時に目を覚ました子供が私の胸に頭を預けてにこにこしながら覗きこんでくる。特に口元が可愛い。目が私を見ている。あどけない声がママ、と呼ぶ。こんなことが自分の人生に起こるなんて、と思いながら起き出す。早死にしたくない。

日記

畠山丑雄『叫び』 #読了
遅まきながら芥川賞受賞作のことを知って「畠山丑雄 試し読み」で検索し、完全に好きな文体だと思って読むのを楽しみにしていた。読み始めてすぐ、物語の大きなふところに入れてもらえたような安堵を感じ涙が出そうになる(直前に読了した『一次元の挿し木』の、設定描写考証人物造形その他諸々の不安定さに物凄いストレスを感じながら読んでいたせいもある)。紋切り型の表現が排除されているが、不思議とすとんと落ちてくる描写や比喩。銅鐸の虚ろだからこそ響く音。芥川賞の選評も流し読みをしたが、山田詠美の「エピローグはまったくもって蛇足」という指摘に、確かにそのほうがドラマチックになるというか、クライマックスへ向けて高まった物語の残響を殺さずに終わるなと思った。丁寧に読んでさえいればリュックの底の短刀のことも見落とさないはずであるし、まる一冊読んだあとも名前が覚えられなかった主人公がどうなったか、今ごろ何を主張していそうかは、エピローグがなくとも想像の及ぶ範囲ではある。

子供を連れて地元の祭りに行く。去年、不思議な味にすっかり魅せられたモンゴル料理のスーテーツァイ(塩味のミルクティー。ミルクティー単体は売り切れで、去年も食べた羊肉の小籠包のようなものが入っているものにした)、アフリカ料理の辛くないピーナッツチキンカレーとマラゲ(豆ご飯)、豆のサモサ、惰性でケバブ。日差しは強いが木陰に入ると風が涼しく、調子に乗ってビールを飲んで、帰ってから具合を悪くした。

日記

大きなプランターに母が土を準備してくれた。トマトとピーマンの苗を二株ずつ植えつけ、子供と一緒にじょうろで水をやった。大好物のトマトとピーマンが地面から生えているのを見たらどんな顔をするだろう。

日記

下痢が長引いている子供を小児科に連れて行く。二次性乳糖不耐症との診断で、ミルクを飲ませるならミルクアレルギーの赤ちゃんが飲む乳糖不使用のものをと教わる。
午後はその、無乳糖調整粉末を求めてドラッグストアへ。森永の「ノンラクト」を購入。家で飲ませてみたところ、今までと味が違うためか残しがちだが一応飲んでくれた。もう食事も大人と変わらないものを食べており、今のところ偏食もないので、私の心理的なフォローアップミルクへの依存度を下げることも必要なのかもしれない。

日記

ウォーキングに出かけた父とショッピングモールで集合してフードコートで昼食をとった。子供に去年買った夏用帽子が見当たらず、陽射しも既にかなり強いので諦めて新しいものを買おうとしたら母が買ってくれた。
かかりつけの医師のみたてが合っていたのか、ミルクを乳糖不使用のものに変えてから子供は一気に元気になったように感じられる。

日記

端午の節句。

「ニャンニャン(一番よく呼ぶ)」「バァバ(大好き)」「ジィジ(特に用もなく呼ぶ)」、その他数多のモノの名前に遅れること半年以上、ようやく子供が「ママ」と呼ぶと私が反応することに気づいた模様。

ちょうど1歳半を少し過ぎたところでもあるので、口にする単語?をメモしておく。二語文は出ていない。しばらく接していないと忘れてしまい、また思い出して呼び始めるというケースもある。

生き物編
ニャンニャン…猫。家にいるニャンニャンだけは、固有の名前があることを理解している。
ワンワン…犬。何をもってかわからないが犬と猫を明確に見分けている。猫を犬と間違えることはないが、キツネを犬と間違えることはある。
マンバ…パンダ。国内の絵本で主役級の扱いを受けているのは犬猫に次いでパンダが多い気がする
テンテン…テントウムシ
チョッチョ…蝶
チュンチュン…鳥
ジュー…象。中つ国出身かもしれない

好物編
バンマ…バナナ
トントン…トマト
ジンジン…にんじん
ピンピン…ピーマン
パンパン…パン。食パンも袋入のやさいパンもパンパンと呼ぶ
リー…海苔。1歳半現在、一番執着している食べ物。
ジュッジュ…紙パックやパウチ入りの飲料。特別なときに貰える魅惑の飲み物。

その他
ブッブ…水、飲み物
ミンミ…ミルク。最近やっと哺乳瓶を卒業。
マンマ…ごはん。食べ物。
ブーブー…車
ポンポン…ボール、球体のもの
ナーナ…花、鼻。言いながら人の鼻の穴に指を突っ込もうとするのはやめてほしい
メー…目。言いながら人の目を指で突き刺すのはやめてほしい
チチー…口。言いながら(ry
アンマン…アンパンマン
モンモ…外

単語以外
デターイ、ダィテー…ベビーサークルや浴槽から出たい、或いは逆に入りたい、今いるところが嫌だという表明
テッテー、ヤッテー?…取って、やって等の依頼、委任表明
ットーン!…本人が気分よくやっている動作の効果音。キーボードをカチャカチャ…ッターン!とやるタイプかもしれない
ピンポーン…スイッチを押すときの効果音、インターフォンが鳴ったときの唱和
アイ!アイ!…大人が電話をしているときの真似


キィロー…ひとり遊びのとき一番よく発している謎の言葉。クレヨンや色鮮やかなものはみんなキィロー。黄色じゃなくてもキィロー。絵本に大きくカラフルに描かれた「!」「?」もキィロー、書棚のガラス扉の向こうに見つけた中国土産の人形もキィロー。同じような立ち位置の言葉で、他にミールリーとも。
ジー…アルファベットを見つけると言う。「字」ではないと思う。

5/20追記
1歳半健診を前に上記の通りリスト化したが、健診後いきなり語彙数が伸び始め、1週間ほどで下記が増えた。そのうち二語文が出るのか、でもまだ単語だけで要求が伝わると信じているこのあどけなさを眺めていたいような。

ブーブー…豚。ブッブ(飲み物)、ブーブ(車)と使い分けている。
コッコ…ニワトリ
ブンブン…蜂
チャッチャ…かぼちゃ
メー、ミー…豆類。スナップエンドウ、グリーンピースなど。
モー…芋
ベー…おせんべい。ハイハインなど。
イー、ニー、ハーン…1、2、3。「BABY SHARK」のミュージックブックで、魚の絵に数字が書いてあるのを指さしながらでたらめな数字を読み上げている。
ジャー…水をじょうろやバケツに入れたり流したりすること。水たまりでバシャバシャ遊んで以来、水たまり作りに情熱を燃やしている。「ジュー」だった象は最近「ジョー」になった。

畳む

日記

ひどい頭痛。ゴールデンウィーク中は気圧の変化に注意、とYahooニュースに出ていた。気象病も広く知られるようになったのだなあ。

日記

久々に子供と公園へ。大きな黒い蝶を見かけた。黒地に紅い模様、クロアゲハと思われる。ツツジの花の蜜を吸っていて、飛ぶのがとても速かった。他にモンキチョウやシジミチョウの仲間らしき白黒まだら模様の小さな蝶も見かけた。こちらはふわふわ頼りない飛び方。コガネムシの仲間のような黒い甲虫もいて、つつくと死んだふりをしていた。

午後は図書館へ。子供のための絵本10冊と、自分用に今村夏子「とんこつQ&A」、エイキン「しずくの首飾り」を借りる。とんこつQ&AはAudibleで既読だが、書架にあるのを見て再読したくなったので。

日記