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『一次元の挿し木』 #読了
このミス大賞の話題作ということで読んだ。
作中に登場するループクンド湖が実在するというのを知って調べてみたら、地域も年代もばらばらな人骨の群れのなかで東アジアの骨が一体だけ見つかっているらしい。そこから着想を得たのかなと思った。

呟き

下痢が長引いている子供を小児科に連れて行く。二次性乳糖不耐症との診断で、ミルクを飲ませるならミルクアレルギーの赤ちゃんが飲む乳糖不使用のものをと教わる。
午後はその、無乳糖調整粉末を求めてドラッグストアへ。森永の「ノンラクト」を購入。家で飲ませてみたところ、今までと味が違うためか残しがちだが一応飲んでくれた。もう食事も大人と変わらないものを食べており、今のところ偏食もないので、私の心理的なフォローアップミルクへの依存度を下げることも必要なのかもしれない。

日記

ウォーキングに出かけた父とショッピングモールで集合してフードコートで昼食をとった。子供に去年買った夏用帽子が見当たらず、陽射しも既にかなり強いので諦めて新しいものを買おうとしたら母が買ってくれた。
かかりつけの医師のみたてが合っていたのか、ミルクを乳糖不使用のものに変えてから子供は一気に元気になったように感じられる。

日記

端午の節句。

「ニャンニャン(一番よく呼ぶ)」「バァバ(大好き)」「ジィジ(特に用もなく呼ぶ)」、その他数多のモノの名前に遅れること半年以上、ようやく子供が「ママ」と呼ぶと私が反応することに気づいた模様。

ちょうど1歳半を少し過ぎたところでもあるので、口にする単語?をメモしておく。二語文は出ていない。しばらく接していないと忘れてしまい、また思い出して呼び始めるというケースもある。

生き物編
ニャンニャン…猫。家にいるニャンニャンだけは、固有の名前があることを理解している。
ワンワン…犬。何をもってかわからないが犬と猫を明確に見分けている。猫を犬と間違えることはないが、キツネを犬と間違えることはある。
マンバ…パンダ。国内の絵本で主役級の扱いを受けているのは犬猫に次いでパンダが多い気がする
テンテン…テントウムシ
チョッチョ…蝶
チュンチュン…鳥
ジュー…象。中つ国出身かもしれない

好物編
バンマ…バナナ
トントン…トマト
ジンジン…にんじん
ピンピン…ピーマン
パンパン…パン。食パンも袋入のやさいパンもパンパンと呼ぶ
リー…海苔。1歳半現在、一番執着している食べ物。
ジュッジュ…紙パックやパウチ入りの飲料。特別なときに貰える魅惑の飲み物。

その他
ブッブ…水、飲み物
ミンミ…ミルク。最近やっと哺乳瓶を卒業。
マンマ…ごはん。食べ物。
ブーブー…車
ポンポン…ボール、球体のもの
ナーナ…花、鼻。言いながら人の鼻の穴に指を突っ込もうとするのはやめてほしい
メー…目。言いながら人の目を指で突き刺すのはやめてほしい
チチー…口。言いながら(ry
アンマン…アンパンマン
モンモ…外

単語以外
デターイ、ダィテー…ベビーサークルや浴槽から出たい、或いは逆に入りたい、今いるところが嫌だという表明
テッテー、ヤッテー?…取って、やって等の依頼、委任表明
ットーン!…本人が気分よくやっている動作の効果音。キーボードをカチャカチャ…ッターン!とやるタイプかもしれない
ピンポーン…スイッチを押すときの効果音、インターフォンが鳴ったときの唱和
アイ!アイ!…大人が電話をしているときの真似


キィロー…ひとり遊びのとき一番よく発している謎の言葉。クレヨンや色鮮やかなものはみんなキィロー。黄色じゃなくてもキィロー。絵本に大きくカラフルに描かれた「!」「?」もキィロー、書棚のガラス扉の向こうに見つけた中国土産の人形もキィロー。同じような立ち位置の言葉で、他にミールリーとも。
ジー…アルファベットを見つけると言う。「字」ではないと思う。

5/20追記
1歳半健診を前に上記の通りリスト化したが、健診後いきなり語彙数が伸び始め、1週間ほどで下記が増えた。そのうち二語文が出るのか、でもまだ単語だけで要求が伝わると信じているこのあどけなさを眺めていたいような。

ブーブー…豚。ブッブ(飲み物)、ブーブ(車)と使い分けている。
コッコ…ニワトリ
ブンブン…蜂
チャッチャ…かぼちゃ
メー、ミー…豆類。スナップエンドウ、グリーンピースなど。
モー…芋
ベー…おせんべい。ハイハインなど。
イー、ニー、ハーン…1、2、3。「BABY SHARK」のミュージックブックで、魚の絵に数字が書いてあるのを指さしながらでたらめな数字を読み上げている。
ジャー…水をじょうろやバケツに入れたり流したりすること。水たまりでバシャバシャ遊んで以来、水たまり作りに情熱を燃やしている。「ジュー」だった象は最近「ジョー」になった。

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日記

#menu 空飛ぶアップルパイ — ジョーン・エイキン「空のかけらをいれてやいたパイ」

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メモ

更新時期が近づいているレンタルサーバーを他社に移行するか考え中。具体的にはエックスサーバーから現在のドメインも引き払うかたちでロリポップサーバーへ。考え中というか、もう気持ちはだいぶそちらへ傾いているのだが、引越し作業をどのように成功させるかだけが懸念点。

運営

#menu
リライト分
傲慢な紳士のバターミルクフライ — 宮沢賢治「注文の多い料理店」より

​「食べられちゃえばよかったのに」と、少しだけ残念に思った全ての方へ。本日は、宮沢賢治の不朽の名作「注文の多い料理店」より、「もし山猫軒のオーナーがクッキングに成功していたら」について考えてみたいと思います。
 倒れた猟犬たちが助けに来てくれたことで間一髪、難を逃れた紳士たち。
 しかし助けが来なかった場合、いったいどんな紳士料理ができあがっていたのでしょうか。
 物語の面白さを味わいながら考察したいと思います。
すこし行きますとまた扉(と)があって、その前に硝子の壺が一つありました。扉には斯う書いてありました。
「壺のなかのクリームを顔や手足にすっかり塗ってください。」
みるとたしかに壺のなかのものは牛乳のクリームでした。

 山奥へ狩猟に来た二人の紳士。霧の中で道に迷い、一軒の西洋料理店「山猫軒」を見つけます。
 「どなたもどうかお入りください」という言葉に誘われ、空腹の二人は奥へ進みますが、次々と現れる扉には「金属類を外せ」「クリームを塗れ」「塩を揉みこめ」と奇妙な注文ばかり。
 「自分たちは客ではなく、食材である」と気づくも時すでに遅し、二人は最後の扉の前に立っていました——。

 宮沢賢治は生前、25歳の若さで書いたこの物語について「都会のブルジョワジーに対する地方の若者の怒り」がこめられていると語ったそうです。
 なるほど、二人の紳士が軽佻浮薄で不謹慎な輩だということは、物語の序盤からこれでもかと示されています。

 この物語の真髄は、そんな都会の特権階級である紳士たちが、自らの手で自分を「美味しく」仕上げていく滑稽さにあります。
 もちろん、「身なりをきちんとせよ」「鉄砲と弾丸を置け」といった注文は、単に食べやすくするためだけでなく、「大自然に敬意を払え」「面白半分の殺生を止めよ」といったメッセージがこめられているとも解釈できるかもしれません。
 紳士たちは、「えらいひと」が来店しているためドレスコードが厳しいのだと勘違いしていますが、店の奥にいるのは貴族などより遥かに畏敬の念を払うべき存在だったというわけです。
 興味深いのは、クリームを塗り、酢(香水瓶の中身)を振りかけ、塩を揉み込む工程です。これらは現代の料理法に照らせば、肉を柔らかくし、臭みを消して味を整える「バターミルクフライ」の再現と言えるかもしれません。

【材料】
紳士の骨付き肉・・・2本 ※手に入らない場合は鶏もも肉で代用可
クリーム・・・・・・1/2カップ
酢・・・・・・・・・少々
塩・・・・・・・・・少々
小麦粉・・・・・・・適量
調理油・・・・・・・適量
菜っ葉(飾り用)・・・適量

【作り方】
骨付き肉にクリームをよく塗り込む
酢を振りかけて、代用バターミルクの風味にする
塩をよく揉みこむ
小麦粉の上を転がす
油でからっと揚げる
お皿にのせて菜っ葉を添える
少し冷ます

​ 紳士たちは自分の慢心というスパイスに気づかず、せっせと「最高の一皿」への協力を惜しまなかったのです。
​ そんな彼らの目の前で「注文の多い料理店」の本当の意味が明らかになり、注文する側とされる側、狩る側と狩られる側が逆転する瞬間が鮮やかです。

 物質的に豊かな現代の生活。一方で、情報の洪水に呑まれて地に足つかず、大切なことを忘れてしまっている面もあるのかもしれません。
 豊穣な自然の恵みや、そこに生きる人々の忍耐深さがなければ、都会の一見豊かな暮らしなどたちまちにして崩れ去ってしまうわけですから……。
 ある日気がついたら、私たち皆で「西洋料理店 山猫軒」の最後の扉の前に立ちつくしていた、なんてことにならなければいいのですが。
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メモ